「座れるスーツケース」って、気になりますよね。空港でのフライト待ちや、駅のホームで電車を待つ時間、「あー、ちょっと座りたいな…」と思うこと、結構ありませんか?
ただ、「座れるスーツケース」とWEB検索してみても、大人がしっかり椅子代わりに使える頑丈なモデルを探しているのか、それとも子供が喜んで乗ってくれるようなタイプを探しているのかで、選ぶべきものが全然違ってくるんですよね。
何キロまで耐えられるのか、空港で邪魔にならないか、機内持ち込みはできるのか、できれば背もたれ付きのほうが楽かな、など、気になるポイントも多いと思います。
そこでこの記事では、スーツケース選びが趣味の私が、今注目しているおすすめの「座れるスーツケース」について、大人向けと子供向けに分けて、それぞれの特徴や選び方のポイントをまとめてみました。
皆さんのスーツケース選びの参考になれば嬉しいです!
- 大人が座れる頑丈なモデルの選び方
- 子供が乗れる人気モデルの特徴と比較
- 知っておきたい耐荷重や機内持ち込みの注意点
- スワニーやZUCAなど人気ブランドの紹介
座れるスーツケースの種類と選び方
まずは、「座れるスーツケース」にはどんな種類があるのか、基本的なところから見ていきましょう。利用シーンによって、大きく3つのタイプに分けられるかなと思います。自分がどのタイプを求めているのか、ハッキリさせることが大事ですよ。
大人が椅子代わりに使うタイプ

これは、空港のゲートや駅のホームでの「待ち時間」を快適にするための、大人がしっかり座ることを想定したモデルですね。
私が見ている限り、大人が安全に座るためには、いくつかの条件があると思います。
大人が座るためのチェックポイント
- 耐荷重: やっぱり耐荷重100kg以上が一つの大きな目安になりますね。
- 構造: 体重をしっかり支えるため、布製のソフトタイプより、フレームタイプの頑丈なハードシェルが基本です。
- 座面: 安定して座るために、座面がデコボコしておらずフラットであること。
- キャスター: 全体重がかかる部分なので、キャスターの取り付けがしっかりしていることも重要です。
最近では、さらに進化して、座ったまま電動で走行できる「電動キャリーケース」なんていうモデルも出ています。広い空港内を移動できるのは魅力的ですが、これには大きな注意点があります。
電動スーツケースのバッテリー(リチウムイオン電池)規制
電動タイプは、JALやANAなどの航空会社が定めるリチウムイオン電池の輸送ルールに引っかかる可能性があります。
特にバッテリーのワット時定格量(Wh)が160Whを超えるものは、機内持ち込みも預け入れも一切不可になるんです。
購入したのに空港で「乗せられません」となったら悲劇ですよね…。購入前に、バッテリーの仕様と航空会社の最新ルールを、必ずご自身で確認してくださいね。
子供が乗れるタイプのおすすめ

これはもう、子連れ旅行の救世主と言ってもいいかもしれません!長い空港のコンコースを歩きたがらない子供が、喜んで乗ってくれるのは本当に助かりますよね。
最近は本当に種類が豊富で、「NORICCO(ノリッコ)」や「リトリップ」など、新しいブランドもたくさん出ています。
代表的なモデルには、馬乗りのようにまたがる「Trunki(トランキ)」 や、機内で簡易ベッドにもなる「Jetkids(ジェットキッズ)」などがあります。
ただ、子供を乗せるからには、「安全性」が最優先だと私は思います。初期のモデルだと安全ベルトが付いていないものもありましたが、最近のモデルは「安全ベルト」や「安全バー」が付いていることをアピールしているものが多いですね。これは選ぶ上でかなり重要なポイントですよ。
子供が乗るおもちゃではなく、あくまで「荷物」であり「乗り物」でもあるので、使うときは絶対に目を離さず、段差や周りの人に注意してあげてくださいね。
老人も安心な背もたれ付きモデル

「座れる」だけでも十分便利ですが、「背もたれ」が付いていると、安心感と快適さが格段にアップしますよね。
特にご年配の方、老人へのプレゼントとして選ぶ場合、この背もたれ機能はすごく喜ばれるんじゃないかなと思います。
実際に「背もたれ付」を謳ったモデルも販売されていますし、スーツケースとは少し違いますが、椅子と一体化した「椅子付きキャリーカート」というジャンルもあります。
安定してもたれかかれると、単に「座る」よりもリラックス度が全然違いますからね。長時間の待ち時間が予想される旅には、心強い味方になりそうです。
頑丈?座れるタイプは何キロまで?

これ、一番気になるところですよね。「座れる」と書いてあっても、自分の体重でミシッとかなったら…と想像すると怖いです(笑)
まず、大人が座る前提なら、先ほども触れましたが「耐荷重100kg」が一つの大きな目安になります。電動タイプだと110kgというモデルもありますね。体重約60kgの人が立っても問題なかったというレビューもあるくらい頑丈なモデルもあるようです。
一方で、子供用モデルは、製品によってかなり差があります。
子供用モデルの耐荷重(目安)
- Trunki(トランキ): 50kg
- Jetkids(ジェットキッズ): 35kg
このように、子供用は「子供の体重+荷物」を想定しているので、大人が座るのは絶対にNGです。
耐荷重100kgと書いてあるモデルでも、それは静止状態での目安だと思います。ドスンと勢いよく座ったり、上で飛び跳ねたりするのは、破損の原因になるので避けてくださいね。
ハードシェルとファスナー スーツケース
「座る」ことを考えると、やはり頑丈さが求められます。
大人が本気で「椅子代わり」にするなら、フレームタイプのハードシェル一択かなと思います。ポリカーボネートやアルミ製で、カッチリしたフレーム構造のものが、体重を面でしっかり支えてくれますからね。
最近主流のファスナータイプのスーツケースは、軽量で柔軟性があるのが魅力ですが、その分、上からの荷重にはフレームタイプより弱い傾向があります。ファスナータイプで「座れる」と謳っているものは、子供用だったり、大人がちょっと腰掛ける程度を想定したものが多い印象ですね。
どちらのタイプでも、キャスターやハンドルはスーツケースの弱点になりやすい部分です 16。座る機能があるからといって、乱暴に扱っていいわけではないので、大切に使いたいですよね。
おすすめの座れるスーツケースを比較
では、具体的にどんなブランドやモデルがあるんでしょうか。ここでは、機内持ち込みの注意点や、私が注目している人気ブランドについて深掘りしてみたいと思います!
機内持ち込みサイズと後付け椅子
空港のゲートで座りたいのに、スーツケースを預けてしまったら意味がないですよね。だから「機内持ち込み」できるかは非常に重要です。
JALやANAの国内線(100席以上)や国際線の一般的な機内持ち込みサイズは、「3辺の合計が115cm以内」かつ「各辺が 55cm × 40cm × 25cm以内」と定められています。(※LCCや小型機はもっと厳しい場合があるので注意です 17)
ここで、私がちょっと「おや?」と思った重大なポイントがあります。
人気子供用モデルのサイズに注意!
人気の子供用ライドオンモデルの公称サイズを見てみると…
- Trunki: 46 x 20.5 x 31 cm
- Jetkids: 46 x 20 x 36 cm
お気づきでしょうか? 3辺の合計は115cm以内なんですが、高さ(厚み)が規定の「25cm」をオーバーしているんです 22。
「機内持ち込みOK」として売られていることも多いですが、厳密には航空会社の規定(各辺の長さ)を満たしていない可能性があります。
実際にはスタッフの裁量で見逃されているケースも多いのかもしれませんが、特に厳しいLCCなどでは「持ち込めません」と指摘されるリスクがゼロではない、ということは知っておいた方がいいかも…と思います。
機内持ち込みサイズのルールについては、こちらの記事も参考にしてみてください。 スーツケースの機内持ち込みサイズ徹底解説!航空会社別ルール一覧
ちなみに「後付け椅子」という点では、スーツケースに装着するタイプはあまり見かけませんが、「折りたたみ椅子付き」のスーツケースは販売されていますね 23。
日本製のスワニーとaceの魅力

やっぱり「日本製」や日本のメーカーが手がける製品は、品質や細やかな配慮に安心感がありますよね。
スワニー (SWANY)
「座れるキャリーバッグ」と言えば、スワニーを思い浮かべる人も多いんじゃないでしょうか。
スワニーのすごいところは、公称耐荷重100kgという頑丈さもさることながら、特許を取得している「湾曲ハンドル」!このハンドルが絶妙にカーブしていて、寄りかかった時に体重をしっかり支えてくれるんです。現行モデルだと「ポルド D-630」などが座面付きとして販売されていますね。
シニア層からの支持が厚いのもうなずける、まさに「座るための」キャリーだと思います。
エース (ace)
ace.(エース)は、1940年創業の老舗カバンメーカー「エース」が手がけるブランドです。
エースのブランドについては、こちらでも詳しく紹介しています。 エースのスーツケースはなぜ人気?主要ブランド(プロテカ・ace.)の特徴を徹底解説
正直なところ、エースのスーツケースで「大人が座る」ことを積極的に推奨しているモデルは、私の知る限りでは多くないかもしれません。ですが、「HaNT(ハント)」シリーズの「ココント」のように、フロントオープンで使い勝手が良く、デザインも素敵なモデルがたくさんあります。
「座る」機能はなくても、日本メーカーとしての高い品質と信頼性、アフターサービスの安心感は、何物にも代えがたい魅力ですよね。
人気のZUCAと無印モデル
ZUCA (ズーカ)
ZUCA(ズーカ)も「座れる」スーツケースとして非常に有名ですね!
ZUCAはもともと、フィギュアスケートの選手などが、重い道具を入れて、そのまま座れるように設計されているんです。だから、フレームがとにかく頑丈。モデルにもよりますが、耐荷重136kg(!)なんていう、まさに「椅子」として作られているのが特徴です。
インナーバッグとフレームを別々に選べて、デザインの組み合わせが豊富なのも楽しいポイント。キャスターも大きめで安定感がありますよ。
無印良品
シンプルで機能的な無印良品のスーツケース。愛用している人も多いですよね。
ただ、無印のスーツケースは「軽量性」や「静音キャスター」が特徴で、「座る」ことを公式に推奨しているモデルは、私の知る限りではありません。
特に最近の軽量モデルは、大人が座ると凹んだり、フレームが歪んだりする可能性がかなり高いと思います。椅子代わりに使うのは、避けた方が賢明ですね。
リモワで座れるモデルはある?

スーツケース好きなら一度は憧れるRIMOWA(リモワ)。あのアルミニウム製のクラシックやオリジナルモデル、すごく頑丈そうに見えますよね。「あれなら座れるんじゃない?」と思う気持ち、すごく分かります(笑)
空港で実際に座っている人を見かけたこともあります。ですが、これはメーカーが公式に推奨している使い方では全くありません。
リモワのスーツケースがいかにタフとはいえ、それは「荷物を守るため」のタフさです。一点に体重をかける「椅子」としての使用は想定されていないはず。
万が一、座ってボディが凹んだり、フレームが歪んだりしたら…修理代のことを考えると、ちょっと座れませんよね(笑)
リモワの魅力については、こちらの記事もどうぞ。 【2025年版】リモワ(RIMOWA)スーツケースおすすめ人気モデル徹底比較!
憧れのリモワは大切に扱って、座りたい時はちゃんと「座れる」設計のスワニーやZUCAを選ぶのが、賢明な判断かなと思います!
旅に最適な座れるスーツケース選び
さて、ここまで色々な「座れるスーツケース」を見てきました。
結局、「座れるスーツケース」と一口に言っても、目的によって全くの別物だということがお分かりいただけたかなと思います。
最後に、タイプ別の選び方のポイントをまとめてみますね。
あなたの目的は?タイプ別「座れるスーツケース」
- 大人の「休憩用」が目的なら スワニー 24 やZUCAのように、耐荷重100kg以上 1 で安定感があり、座ることを前提に設計されたモデルを選びましょう。背もたれ付き 13 も快適です。
- 子供の「移動用」が目的なら Trunki 8 やJetkids 8、NORICCO 7 などのライドオンタイプ。安全ベルトや安全バーの有無 10 を最優先にチェック。操作性(曲がりやすさ)も大事なポイントです 5。
- 大人の「移動用」が目的なら 電動走行タイプ 3 や、キックボードと一体化したスクータータイプ 29 という選択肢も。ただし、これらはバッテリー規制 4 や容量の少なさ 31 など、トレードオフも大きいので注意が必要です。
ご自身の旅行スタイルや、誰が(大人が?子供が?)、何のために(休憩?移動?)使うのかを明確にして、あなたの旅を最高に快適にしてくれる一台を見つけてくださいね!



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