【スーツケース23キロ】重さのたとえは?何L必要か・超過料金も解説

当ページのリンクには広告が含まれています。
50kgまで計れる

海外旅行や長期の出張の準備をしていると、必ず一度はぶつかるのが「23キロ」という預け荷物の上限です。

多くの航空会社では、エコノミークラスの受託手荷物の目安として1個あたり23kgという重さが使われています。ただ、数字だけを見せられても「23キロってどれくらい重いの?」「何リットルのスーツケースなら足りるの?」「もし超えたらどうなるの?」と、不安ばかりが増えますよね。

私も最初は同じでした。23キロという数字がまったくピンとこなくて、荷造りのたびに「これ、入れすぎかな…」と手が止まってしまうんです。

スーツケース23キロの重さのたとえが頭に入っていないと、どこまで詰めていいのかの感覚がつかめません。結果、詰めすぎて空港で慌てるか、逆に遠慮しすぎて必要なものを置いてくるか。どちらももったいないですよね。

さらに、100Lのスーツケースだと何キロくらいになるのか、80リットルで足りるのか、20kgと23kgでは実際どれくらい差があるのか。このあたりも、調べ出すとキリがないところ。

この記事では、23キロの重さを身近なものでイメージする方法、必要な容量の目安、泊数別の選び方、重量オーバーを防ぐパッキング、超過料金の考え方、大型スーツケースの選び方とレンタルという選択肢まで、順を追って解説していきます。読み終わるころには、「じゃあ自分はこうしよう」がはっきりしているはずですよ。

この記事でわかること
  • 23キロの重さを身近なもので具体的にイメージできる
  • 23kgに対応しやすいスーツケース容量の目安がわかる
  • スーツケース本体の重さを引いた「中身に使える重量」がわかる
  • 20kgと23kgの違い、重量制と個数制の違いがわかる
  • 重量オーバーを防ぐパッキングのコツがわかる
  • 超過料金や空港での対処法、やってはいけない対処法がわかる
  • 大型スーツケースを買うべきか借りるべきかの判断基準がわかる

先に結論をお伝えすると、23キロは小学校低学年の子ども1人分ほど、または2Lペットボトル約11〜12本分の重さです。ただし、必要なスーツケース容量は荷物の中身によって変わります。

衣類を中心に1週間前後の海外旅行へ行くなら70L〜90L程度、冬服やお土産が多い場合は90L〜100L前後が候補です。本や靴、化粧品、電子機器など重いものが多ければ、さらに小さい容量でも23kgに達します。

大型スーツケースを今回の旅行でしか使わない場合は、購入だけでなくレンタルも候補になります。まずは23kgの重さと必要な容量を確認してから、買うか借りるか判断しましょう。

大型スーツケースは購入すると価格が高く、使わない期間の保管場所にも困ります。年に1〜2回しか使わないなら、購入よりレンタルの方が費用を抑えられるケースもあります。

私も実際にR&Yレンタルを利用しましたが、届いたスーツケースは想像以上にきれいで、必要な期間だけ借りられるので収納場所を気にせず使えました。

目次

年に数回しか使わないのに、スーツケースを買って失敗

旅行のたびに必要になるスーツケースですが、年に数回しか使わない場合、本当に購入する必要があるのか迷いますよね。せっかく購入しても、実際に使ってみてから「思っていたのと違った」と感じることがあります。

  • 荷物が思ったほど入らない
  • 想像していたよりサイズが大きい・小さい
  • ネットで見た印象より素材が頼りない
  • 写真で見た色と実物の色が違う
  • 持ち上げてみると予想以上に重い
  • キャスターの動きや音が気になる
  • 旅行後の収納場所に困る

レンタルすることで、現物を確かめることができますよ。

レンタルするのなら、数も種類も豊富なRYレンタルが安心です。

スーツケース23キロの重さのたとえ|身近なものに置き換えるとこれくらい

スーツケース23キロの重さのたとえ

スーツケースの23キロという重さは、日常生活でそうそう持ち上げるものではありません。米袋(5kg)や水のケース(12kg前後)ですら「重い」と感じるのに、その倍近い重さですからね。

結論から言うと、23キロは小学校低学年の子ども1人分ほど、または2Lペットボトル約11〜12本分に近い重さです。子どもの体格には個人差があるため、あくまでイメージとして考えてください。

小さな子ども1人を抱え上げると考えると、かなりの重量ですよね。スーツケースならキャスターで転がせるとはいえ、階段、電車の乗り降り、空港カウンターでの持ち上げでは、この重さがそのまま腕と腰にのしかかってきます。

ちなみに、この23kgという数字は「あなたが快適に運べる重さ」ではなく、あくまで航空会社が預かってくれる上限です。ここを混同すると、空港での移動がかなりつらくなります。

23キロの重さどれくらい?身近な物で比較

23キロをペットボトルでたとえる

23キロを身近なものでたとえると、こんな感じになります。

  • 小学校低学年の子ども1人分ほど(体格には個人差があります)
  • 2Lペットボトル約11〜12本分
  • 5kgの米袋4袋と、さらに3kgを加えた重さ
  • 満水の20Lポリタンクに、3L分の水を加えた重さ
  • 10kgのダンベル2個と、3kgの重りを合わせた重さ

スーパーで2Lペットボトルを11本以上まとめて持つ場面を想像してみてください。カートなしではまず無理ですよね。23kgのスーツケースも同じで、平らな場所では転がせても、持ち上げる場面では無理をしない方が安全です。

特にイメージしやすいのは米袋です。5kgの米袋4袋だけでも20kgあり、そこへさらに3kgを加えた重さが23kgです。スーツケースは転がせますが、階段や車のトランクでは同じ重量を持ち上げる必要があります。

身の回りにある23キロのもの一覧

身の回りにある23キロのもの

もう少し具体的に、家庭やオフィスにあるもので23キロに近いものをまとめてみました。自分にとって一番イメージしやすいものを一つ見つけておくと、荷造りのときの基準になりますよ。

たとえ23kgに近い組み合わせ持ち運ぶときの感覚
飲料水2Lペットボトル約11〜12本一度に持ち上げるのはかなり困難
お米5kgの米袋4袋+3kg20kgを超えるため、階段では大きな負担
水タンク満水の20Lポリタンク+3L分の水キャンプ用品で考えると想像しやすい
ダンベル10kgを2個+3kg短時間でも腕や腰に負担がかかる

上記はあくまで目安です。同じ製品でもメーカーやサイズによって重さは変わります。細かい数字を覚えるというより、「23kgは気軽に片手で持ち運べる重さではない」という感覚だけ持っておきましょう。

23キロは「持てる重さ」でも「運べる重さ」とは限らない

ここ、意外と見落とされがちなポイントなので触れておきますね。

23kgを一瞬持ち上げるだけなら、多くの人ができると思います。ただ、旅行で必要なのは「持ち上げる力」ではなく、移動しながら扱い続ける力です。

たとえば、駅の階段でエスカレーターが見つからず、20段ほど持ち上げて運ぶ。ホテルのエントランスの3段の段差。海外の石畳。電車のドアの段差。ひとつひとつは短くても、これが旅行中に何度も繰り返されます。

だからこそ、「上限が23kgだから23kgまで入れる」ではなく、「自分が快適に扱える重さはどこまでか」で考えた方が、旅そのものが楽になります。荷物が多くなりがちな方は、1個に集約せず2個に分けるという発想も有効です。

そもそも受託手荷物のルール自体があいまいという方は、受託手荷物とは?サイズや規定を完全ガイドで基本の考え方を押さえておくと、この先の話がぐっと理解しやすくなりますよ。

スーツケース23キロは何リットル必要?容量の目安

23キロに必要なスーツケース容量

まず前提として、スーツケースの重さと容量は必ずしも比例しません。本体の素材や構造、そして中に入れるものによって、同じ容量でも総重量は大きく変わります。

容量だけで23kgになるかどうかは判断できません。目安として、衣類中心の1週間前後なら70L〜90L程度、冬服やお土産が多い場合は90L〜100L前後が候補になります。

ただし、本、液体類、靴、電子機器などが多ければ、60L前後でも23kgに達することがあります。一方、衣類中心なら100Lを満杯にしても23kg未満になる場合があります。容量ではなく、スーツケース本体を含めた総重量で管理してください。

大型サイズが手元になく、今回の旅行でしか使わない場合は、購入前にレンタル料金と在庫を確認しておくと判断しやすくなります。

※出発が近い方は、料金だけでなく最短のお届け日も確認してください。届いてから荷造りと重量調整を行う時間が必要です。

レンタル品の傷や清潔感、返却方法が気になる方は、実際にR&Yレンタルを利用したレビューも参考にしてください。

同じ容量でも重さが変わる理由

「100Lなら何キロですか?」という質問をよく見かけますが、これは中身次第としか言えないのが正直なところ。理由はシンプルで、荷物の種類によって重さの密度がまったく違うからです。

たとえば、100Lをダウンジャケットやセーターで埋めた場合と、書籍や缶詰、化粧品のボトルで埋めた場合。同じ容量でも、総重量は倍近く変わることもあります。

  • かさばるけど軽いもの:ダウン、セーター、タオル、ぬいぐるみ
  • 小さいけど重いもの:本、化粧品、缶詰、酒瓶、靴、電子機器

「容量に余裕があるから大丈夫」と思っていても、後者が増えると一気に23kgに近づきます。逆に前者ばかりなら、100Lを満杯にしても23kgに届かないこともあるんですよね。

旅行日数とスーツケース容量の目安

旅行期間と容量の目安を表にまとめました。荷物の量は季節、旅行先、目的によって変わるので、あくまで一般的な出発点として見てくださいね。

旅行期間容量の目安重量の注意点
3泊4日40L〜60L重い荷物が多いと15kgを超える場合がある
4泊5日50L〜70L靴や液体類が多いと20kgに近づくことがある
6泊〜8泊70L〜90L本体重量を含めて23kgを意識する
9泊〜10泊80L〜100L冬服やお土産が多いと23kgを超えやすい
10泊以上85L〜100L前後現地で洗濯できる場合は容量を抑えられる

同じ泊数でも、夏の衣類と冬の衣類では必要容量も重量も変わります。コート、ブーツ、本、液体類、お土産が増える場合は、容量表だけで判断せず、荷造り後の総重量を測りましょう。

そのため、大型スーツケースを使う場合は、出発時点で22kg前後に収めておくのがおすすめ。空港のはかりと自宅のはかりで数百グラムの誤差が出ることもあるので、23kgちょうどを狙うのはリスクが高いです。

忘れがちな「スーツケース本体の重さ」を先に引いておく

ここが一番大事かもしれません。23kgという上限は、スーツケース本体を含めた総重量で判断されます。つまり、本体が重いほど中身に使える分が減るわけです。

大型スーツケースの本体重量は、モデルによってかなり幅があります。軽量タイプなら4kg台のものもありますし、フレームタイプや堅牢さを重視したモデルでは6kgを超えることもあります。

本体の重さ中身に使える重量(23kg基準)感覚
約4.0kg約19kgかなり余裕がある
約5.0kg約18kg標準的なライン
約6.0kg約17kgお土産の余裕が少なめ
約7.0kg約16kg詰め方の工夫が必須

本体重量が2kg違えば、中身に使える重量もそのまま2kg変わります。容量が大きくても本体が重いと、航空会社の重量上限まで入れられる荷物は少なくなります。

サイズ別の本体重量の相場が気になる方は、キャリーケースの重さの平均は?サイズ・日数別の目安もあわせて見ておくと、選ぶときの判断がしやすくなりますよ。

軽さだけで選ぶのも避けましょう。製品によっては、軽量化のために本体構造やキャスターの仕様が異なります。23kg近くまで詰める予定なら、本体重量だけでなく、キャスター、ハンドル、修理対応も確認してください。

大型サイズで迷ったときの参考記事

大型スーツケースの容量で迷う方は、海外旅行におすすめのスーツケースサイズや、4泊5日前後のスーツケースサイズもあわせて確認しておくと選びやすくなります。

100L前後という容量が具体的にどれくらい入るのかを知りたい方は、スーツケース203cmは何リットル?容量と選び方ガイドが参考になります。

100L前後の大型スーツケースは、購入価格だけでなく保管場所も必要です。今回だけ必要な方はレンタル、今後も同じサイズを繰り返し使う方は購入というように、使用頻度で判断しましょう。

スーツケースのサイズは全体サイズで確認する

航空会社のサイズ規定で確認されるのは、スーツケース本体だけではありません。キャスターやハンドルを含めた全体サイズ(外寸)で判断されます。大型スーツケースを選ぶ際も、容量だけでなく3辺合計のサイズを必ず確認しましょう。

「本体は基準内なのに、キャスターを含めたら数センチオーバーしていた」という話は珍しくありません。特に大型モデルはキャスターが大きい傾向があるので、カタログの「外寸」表記を見るクセをつけておくと安心です。

3辺合計のルールについては、スーツケース158cmの完全ガイド|国際線規定と選び方で詳しく解説しています。大型を検討中なら、先に目を通しておくと失敗が減りますよ。

20kgと23kgはどれくらい違う?たった3kgの大きな差

20kgと23kgの違い

20kgと23kgの差は、たった3kgです。数字だけ見ると「誤差でしょ」と思うかもしれませんが、旅行のパッキングではこの3kgがかなり大きい。

3kgあれば、こんな荷物を追加できます。

  • 厚手のセーターやジャケット:1〜2着
  • ジーンズ:2本
  • スニーカー:1足
  • 箱入りのお土産:2〜3箱
  • 本やガイドブックを数冊

帰りにお土産が増える海外旅行では、この3kgの余裕があるかどうかで安心感がまるで違います。「あと2箱買えるかどうか」って、旅先ではけっこう大きな問題ですよね。

「重量制」と「個数制」の違いも知っておく

ここ、意外と勘違いしやすいところです。預け荷物のルールには大きく2つの考え方があります。

方式数え方注意点
重量制合計の重さで判断(個数は問わない場合が多い)複数個に分けても合計を超えたらアウト
個数制1個あたり◯kg×◯個で判断1個でも上限を超えると超過扱いになることがある

個数制の場合、「合計では余裕があるのに、片方だけ重すぎて超過」というパターンが起こります。2個以上預けるときは、合計だけでなく1個ずつのバランスも見ておきましょう。

どちらの方式が採用されるかは、航空会社や路線、予約クラス、会員ステータスによって変わります。思い込みで判断せず、必ずご自身が予約した便のルールを公式サイトで確認してください。ルールは改定されることもあるので、以前の経験がそのまま通用するとは限りません。

LCCは20kgが基準になることもある

LCCや一部の航空会社では、無料で預けられる上限が20kgに設定されていることがあります。また、そもそも預け荷物が有料で、事前購入した重量分しか預けられないケースも珍しくありません。

「23kgまでいけるはず」と思い込んだまま空港に行くと、カウンターで青ざめることになります。往路と復路で航空会社が違う場合は、それぞれ確認しておきましょう。

20kg基準の荷物量が具体的にどれくらいなのかは、キャリーケース20キロのサイズ感は?荷物の量と飛行機対策で詳しく解説しています。LCC利用の予定がある方は、こちらもあわせてどうぞ。

23kg以内に収めるパッキングのコツ

23kgまで入るからといって、限界まで詰めるのはおすすめしません。空港のはかりと自宅の体重計で誤差が出ることもあるので、出発時点では22kg前後に収めるくらいがちょうどいいバランスかなと思います。

重いものは機内持ち込みへ移す

本、パソコン、カメラ、モバイルバッテリー、充電器。このあたりは小さいのに重量が出やすい荷物の代表格です。航空会社のルールを確認したうえで、機内持ち込み手荷物に移せるものは移しておくと、預け荷物の重量をかなり抑えられます。

ただし、機内持ち込みにもサイズや重量の制限があります。「預け荷物から移したら今度は手荷物がオーバーした」では意味がないので、両方のバランスを見て調整しましょう。

モバイルバッテリーやリチウム電池を含む機器は、そもそも預け入れができない場合があります。これは重量の問題ではなく安全上のルールなので、必ず利用する航空会社の案内を確認してください。

衣類は圧縮袋で小さくする

衣類は重さよりも、かさばりやすさが問題になります。圧縮袋を使えばスペースにかなり余裕が出ますよ。

ただし、ここが落とし穴。空いたスペースに荷物を追加しすぎて、結果的に重量オーバーする人が本当に多いんです。

圧縮袋は「軽くする道具」ではなく「小さくする道具」。この違いを意識しておくだけで、詰めすぎをかなり防げます。

靴と液体類を減らす

靴、シャンプー、化粧品、スキンケア用品。このあたりは想像以上に重さが出ます。特に液体類は、容器そのものが重いことも多いんですよね。

靴は「旅行中に本当に履くもの」だけに絞りましょう。「もしかしたら使うかも」で入れた3足目は、たいてい使わないまま帰ってきます。液体類は小分け容器に移すか、現地で調達するのも手です。

最も重い靴は履いていく。これだけでも1kg近く変わることがありますよ。

帰りのお土産分として1〜2kg空けておく

行きの時点で23kgギリギリにしてしまうと、帰りにお土産を入れる余裕がゼロになります。旅先で「買いたいのに入らない」となるのは、かなり切ないですよね。

海外旅行では、帰りに荷物が増えることを前提に、1〜2kgほど余裕を残しておくと安心です。折りたたみのサブバッグを一枚入れておくと、いざというときの逃げ道にもなります。

詰める順番と重心も意識する

重量とは直接関係ありませんが、扱いやすさに大きく響くのが重心です。

重いものはキャスター側(立てたときの底の方)に寄せて詰めると、転がしたときの安定感が変わります。逆に上の方に重いものが集まると、押した拍子に倒れやすくなるんですよね。23kg近いスーツケースが倒れると、起こすだけでもひと苦労です。

また、中身がスカスカだと移動中に荷物が動き回り、お土産が割れる原因にもなります。すき間はタオルや衣類で埋めておきましょう。

「もうこれ以上入らない」という状態になりがちな方は、スーツケースがパンパン!壊れる前の詰め方と解決策も参考になりますよ。

スーツケースの重さがわからない時の計測法

スーツケースの重さを測る方法

空港のカウンターで「重量オーバーです」と言われるのを防ぐ方法は、シンプルに一つだけ。出発前に自宅で測っておくことです。

方法1:家庭用の体重計を使う

もっとも手軽なのが、家にある体重計を使う方法です。

  1. まず、自分だけで体重計に乗って体重を測る
  2. 次に、スーツケースを持った状態で体重計に乗る
  3. 合計の重さから自分の体重を引く

この差がスーツケースの重さです。特別な道具が要らないのが最大のメリットですね。

ただし、この方法には弱点もあります。23kgのスーツケースを抱えて体重計の上でバランスを取るのは、なかなか大変。ふらつくと数値も安定しませんし、何より転倒のリスクがあります。体重計自体の誤差も乗ってくるので、23kgギリギリではなく22kg前後に収めておくと安心です。

方法2:ラゲッジスケールを使う

旅行の頻度が高い方や、もっと正確に測りたい方には、ラゲッジスケールがおすすめです。スーツケースのハンドルに引っ掛けて、少し持ち上げるだけ。それだけで重さが表示されます。

手のひらサイズなので、旅行先にも持っていきやすいのがうれしいところ。帰りにお土産が増えたときも、ホテルで測ってから空港に向かえます。「空港で初めて重さを知る」という一番のリスクを消せるわけですね。

逆に、旅行が数年に一度という方なら、わざわざ買わなくても体重計で十分かなと思います。年に何度か飛行機に乗る方や、家族分の荷物を管理する方には、持っておくと安心感がまるで違うアイテムです。

ラゲッジスケールでスーツケースの重さを測る

測るタイミングは「出発前日」と「帰国前日」

測る習慣がある人でも、意外と抜けがちなのが帰りです。

行きは慎重に測ったのに、帰りはお土産を詰め込んだまま空港へ直行。そして超過料金。よく聞く失敗パターンですね。

  • 出発前日:全部詰め終わった状態で測る
  • 帰国前日:ホテルの部屋で、荷造りが終わった段階で測る

帰国前日に測っておけば、オーバーしていても部屋の中で落ち着いて調整できます。空港のカウンター前で床に荷物を広げるより、ずっと気が楽ですよ。

荷物を軽くしたいならeSIMも選択肢

海外旅行で少しでも荷物を減らしたいなら、Wi-Fiルーターを持ち歩かず、スマホだけで完結するeSIMを選ぶ方法もあります。

ルーター本体、専用の充電器、ケース。この3点セットがなくなるだけで、荷物はけっこうスッキリします。受け取りや返却の手間がないのも地味にありがたいところ。海外での通信手段を見直したい方は、以下の記事も参考にしてください。

23キロのスーツケースを持ち上げる時の注意点

23キロのスーツケースを持ち上げるコツ

23キロという重さは、持ち上げ方を間違えると腰や背中を痛める原因になります。空港のカウンター、駅の階段、車のトランク、ホテルの段差。持ち上げる場面は旅行中に何度も訪れます。

安全に持ち上げるコツは、腰ではなく足の力を使うこと。これに尽きます。

  1. スーツケースに体を近づける
  2. 膝をしっかり曲げる
  3. 背筋をまっすぐに保つ
  4. 足の力でゆっくり立ち上がる

勢いをつけたり、体をひねりながら持ち上げたりする動作は、腰を痛める原因になります。23kgのスーツケースは無理に片手で持たず、必要に応じて周囲やスタッフに手伝ってもらいましょう。旅の初日にぎっくり腰、なんて避けたいですからね。

23キロを片手で持つのはおすすめしない

23キロを片手で持つのは危険

成人男性であっても、23キロのスーツケースを片手で安定して持ち運ぶのはかなり大変です。一瞬持ち上げるだけならできても、腕、肩、腰にかかる負担は相当なもの。

片手で持とうとすると体の軸が傾き、バランスを崩しやすくなります。階段や段差では特に危険です。基本はキャスターで転がし、持ち上げるときは両手で扱いましょう。

23kgで困りやすい場面をあらかじめ想定しておく

「重いのは空港だけでしょ」と思われがちですが、実は移動中の方が大変だったりします。事前に想定しておくと、心の準備ができますよ。

場面起こりやすいこと対策の方向性
駅の階段エレベーターが遠い・混雑で待てない事前にルートと設備を確認しておく
電車の乗り降りホームとの段差で引っかかる両手を使い、余裕を持って乗降する
タクシーのトランク持ち上げて積み込むのがつらい無理せず運転手さんに声をかける
ホテルの入口数段の段差やスロープなしスタッフに手伝いを頼む
海外の石畳キャスターが引っかかる・振動が大きい大径のダブルキャスター搭載モデルを選ぶ

こうして並べてみると、23kgは「運べるけど、どこかで必ず助けが要る重さ」だとわかりますよね。荷物を減らせないなら、せめてキャスター性能の良いスーツケースを選ぶ。これが現実的な落としどころかなと思います。

飛行機で23kgを超えたらどうなる?超過料金と対処法

スーツケースが23kgを超えた場合

空港のチェックインカウンターで規定の重量を超えていた場合、基本的には超過手荷物料金が発生します。

金額は航空会社、路線、超過した重量、予約クラスによって変わります。例として、ANA国際線では23kgを超えて32kg以下になった場合、成田〜ホノルルの案内例で1個6,000円の重量超過料金が示されています。

JAL国際線でも、23kg超〜32kg以下の重量超過料金は区間によって6,000円または10,000円などに分かれます。LCCでは事前購入と空港支払いで料金が大きく変わることもあります。

無料で預けられる重量・個数と超過料金は、航空会社、路線、運賃、搭乗クラスによって異なります。料金も改定されるため、必ず予約した便の公式案内で最新条件を確認してください。

なお、最近は自動手荷物預け機(セルフバッグドロップ)が増えています。機械は重量に対して非常にシビアなので、「少しくらいなら見逃してもらえる」という期待はしない方が安全です。

重量オーバー時の対処法

  • 重い本や電子機器を機内持ち込みに移す
  • 家族や同行者の預け荷物に分散する(相手本人が中身を確認し、重量・個数の無料枠を超えない場合)
  • 不要な紙類や古い衣類を処分する
  • 重い上着を着る、重い靴を履く
  • 空港宅配や現地からの発送を検討する

この中で意外と効くのが「着る・履く」です。厚手のコートとブーツを身につけるだけで、2kg前後動くこともあります。見た目は多少もっさりしますが、超過料金を払うよりはずっといいですよね。

やってはいけない対処法もある

焦っているときほど、判断を誤りやすいもの。次のような対処は避けましょう。

  • ファスナーが閉まらないまま無理やり押し込む(破損や中身の飛び出しの原因になります)
  • 見知らぬ人に荷物を預けたり、代わりに運んでもらったりする(保安上のトラブルにつながります)
  • 機内持ち込みの制限を無視してサブバッグを増やす(搭乗ゲートで預け直しになることがあります)
  • 100mlを超える液体類を、そのまま機内持ち込みへ移す(国際線の保安検査で持ち込めない場合があります)

特に最後の液体類は、うっかりやってしまいがち。預け荷物なら問題ないシャンプーやスキンケア用品も、機内持ち込みでは容量制限にかかります。「軽くするために移したら没収された」では悲しすぎますよね。

結局のところ、空港で荷物を広げて詰め替えるのはかなり慌ただしいです。一番大切なのは、出発前に自宅やホテルで重さを測り、23kgギリギリにしないこと。これだけで、当日のストレスはほとんど消えます。

スーツケースは重量で壊れることがある?

重さでスーツケースが壊れるリスク

見落とされがちですが、スーツケースは過度な重量によって壊れることがあります。23kgという上限ギリギリまで詰め込むと、キャスター、ハンドル、ファスナー、本体のすべてに負荷がかかるからです。

壊れやすいのはキャスター・ハンドル・ファスナー

最も負担がかかるのはキャスターです。23kgの重さで段差を越えたり、石畳のような凹凸のある道を進んだりすると、キャスターの軸が歪んだり、タイヤが割れたりすることがあります。

次に負担が集中するのがハンドル。トップハンドルやサイドハンドルは、持ち上げるときに全重量が一点にかかります。無理に片手で持ち上げると、付け根に相当な力がかかるわけですね。

そして、詰め込みすぎるとファスナーやフレームが歪むこともあります。特にファスナータイプは、無理に閉めようとすると生地が引っ張られ、スライダーが破損することも。

23kg前提で選ぶときのチェックポイント

「たくさん入れる前提」で大型スーツケースを選ぶなら、容量以外にも見るべきところがあります。

チェック項目見るポイント理由
キャスターダブルキャスター・大径タイプか重量を分散でき、段差にも強い
ハンドルグラつきが少ないか、段階調整できるか持ち上げ時の負荷に耐えられる
開閉方式ファスナーかフレームかフレームは頑丈、ファスナーは軽く容量拡張しやすい
本体重量軽さと丈夫さのバランス軽すぎると強度が犠牲になることも
修理対応キャスターやハンドルの修理を受け付けているか長く使うなら重要

特に修理対応は、購入する場合には必ず確認しておきたいところ。大型スーツケースは高価な買い物なので、壊れたときに直せるかどうかで、長期的なコストがまったく変わってきます。

大型スーツケースを今回だけ使うならレンタルも候補

ここまで読んでいただくとわかる通り、23kg近くまで荷物を入れる旅行では、70L〜100L前後の大型スーツケースが必要になることがあります。

ただ、大型スーツケースは購入するとそれなりの価格になりますし、何より使わない期間の保管場所に本当に困ります。玄関やクローゼットの一角を、年に数日しか使わないものが占領し続けるわけですからね。

大型サイズを今回だけ使う場合や、年に1〜2回程度しか使わない場合は、必要な期間だけレンタルする方法もあります。使い終わったら返却できるため、旅行後の保管場所を確保する必要がありません。

私が実際にR&Yレンタルを利用した際は、届いた個体の内部は清掃されており、機能面の問題もありませんでした。大型サイズの使い勝手を確認してから購入したい方にも、レンタルは判断材料になります。

レンタルが向いている人・向いていない人

もちろん、レンタルが誰にとっても正解というわけではありません。正直なところを整理しておきますね。

  • 大型を使うのが年1〜2回、あるいは今回だけの人
  • 収納スペースに余裕がない人
  • 購入前にサイズ感や使い心地を試しておきたい人
  • 普段はMサイズで足りるが、今回だけ荷物が多い人
  • 同じ大型サイズを年に何度も使う人(購入も比較したい)
  • 出張などで急に必要になることが多い人
  • ステッカーを貼るなど自分好みにカスタマイズしたい人
  • 借り物を扱うことに気を使いたくない人

使用頻度が判断の軸になるかなと思います。「年に何回使うか」を一度数えてみると、答えは意外とあっさり出ますよ。

出発が近いなら、在庫と配送スケジュールを先に確認

出発まで日数が少ない場合は、希望サイズの在庫最短のお届け日を先に確認してください。大型サイズは連休や長期休暇に予約が集中しやすく、直前では希望する容量が空いていない場合があります。

R&Yレンタルは、在庫があり、平日15時・土曜正午までに注文が確定すれば、即日発送・最短翌日到着の対象です。

日曜・祝日は翌営業日の発送となり、地域によっては到着まで2日以上かかります。届いてから荷造りと重量確認をするため、可能であれば出発日の2日前をレンタル開始日に設定しましょう。申し込み前には、公式サイトで最新の在庫と配送予定を確認してください。

「レンタル品は傷だらけではないの?」「清潔感は大丈夫?」と気になる方は、以下の実機レビューで届いた状態を写真付きで紹介しています。私が借りたのはSサイズですが、レンタル品の状態や返却の流れを知る参考になりますよ。

スーツケース23キロに関するよくある質問

Q. 23kgを少しだけ超えたら、その場で見逃してもらえますか?

ルール上は、超えた時点で超過扱いになります。対応は係員や状況によって変わるため、「少しなら大丈夫」と期待するのは避けた方が安全です。特にセルフバッグドロップは機械が判定するので、交渉の余地はありません。

Q. 100Lのスーツケースは何キロになりますか?

中身次第としか言えないのが正直なところです。本体だけで4〜7kg程度、そこに何を詰めるかで総重量が決まります。衣類中心なら23kgに届かないこともありますし、本や液体類が多ければ簡単に超えます。容量ではなく重さで管理するのが確実です。

Q. 23kgのスーツケースは女性でも扱えますか?

平らな場所で転がす分には問題ありません。ただ、階段や段差で持ち上げる場面は、性別を問わずかなりの負担になります。持ち上げる機会が多そうな旅程なら、20kg以内に抑えるか、荷物を2個に分ける方が現実的かなと思います。

Q. 荷物を2個に分ければ、それぞれ23kgまで入れられますか?

個数制の場合はそうなることが多いですが、重量制の場合は合計で判断されます。無料で預けられる個数も航空会社によって異なるため、必ず予約した便のルールを公式サイトで確認してください。

Q. 空港のはかりと家の体重計、どちらを信じればいいですか?

最終判断は空港のはかりです。だからこそ、家では余裕を持って22kg前後に収めておくのが安全です。誤差を見込んだ運用にしておけば、当日ヒヤヒヤせずに済みますよ。

まとめ|23kgは容量だけでなく総重量で管理しよう

スーツケース23キロは、小学校低学年の子ども1人分ほど、または2Lペットボトル約11〜12本分に近い重さです。最後に、重要なポイントを整理します。

  • 23kgはスーツケース本体を含めた総重量で判断される
  • 衣類中心の1週間前後なら70L〜90L、冬服やお土産が多い場合は90L〜100L前後が候補
  • 本や靴、液体類が多ければ、小さい容量でも23kgに達する
  • 自宅では22kg前後を目安にし、帰国前にも測り直す
  • 超過料金と無料枠は、予約した便の公式ルールで確認する
  • 23kgを持ち上げるときは両手を使い、無理なら周囲に頼る
  • 大型サイズを今回だけ使うなら、購入だけでなくレンタルも比較する

出発が近い方は、サイズを決めたら在庫と最短のお届け日を確認してください。商品が届いた後に荷造りし、総重量を測って調整する時間まで考えて日程を決めると安心です。

年に数回しか使わないのに、スーツケースを買うべき?

スーツケースレンタル

旅行のたびに必要になるスーツケースですが、年に数回しか使わない場合、本当に購入する必要があるのか迷いますよね。

せっかく購入しても、実際に使ってみてから「思っていたのと違った」と感じることがあります。

  • 荷物が思ったほど入らない
  • 想像していたよりサイズが大きい・小さい
  • ネットで見た印象より素材が頼りない
  • 写真で見た色と実物の色が違う
  • 持ち上げてみると予想以上に重い
  • キャスターの動きや音が気になる
  • 旅行後の収納場所に困る

このように、スーツケースは実物を見たり使ったりしないと分からないことが多くあります。

特に、容量や重さ、キャスターの使い心地は、商品ページの写真や数字だけでは判断しにくい部分です。

また、大型スーツケースは旅行で使っている期間よりも、自宅で保管している期間の方が長くなりがちです。

一人暮らしや収納スペースが限られている場合は、使わないスーツケースが邪魔になってしまうこともあります。

購入費用だけでなく、収納場所や使う頻度まで考えると、必要な期間だけレンタルする方法もあります。

私が実際に利用したのは、スーツケース専門のR&Yレンタルです。

とはいえ、初めてレンタルする場合は、次のような不安がありますよね。

  • 料金はいくらかかる?
  • 届くスーツケースは汚れていない?
  • 荷物に臭いがつかない?
  • 壊してしまった場合はどうなる?
  • 旅行中に盗難に遭った場合は?

私も利用する前は、同じような点が気になっていました。

そこで実際にR&Yレンタルを利用し、届いたスーツケースの状態や使い心地、申し込みから返却までの流れを詳しくまとめました。

初めてレンタルする方でも、利用のイメージが湧きやすい内容になっています。

注文・到着・使用・返却まで、写真付きで分かりやすく紹介しています。

重いスーツケース、空港までどうやって運びますか?

海外旅行では、空港へ着く前から疲れてしまうことも少なくありません。

重いスーツケースを電車やバスで運ぶのが大変…。

乗り換えが多くて移動だけで疲れる…。

そんな方には、自宅から空港までドアツードアで移動できる**NearMe(ニアミー)**がおすすめです。

定額制の乗り合いシャトルなので、タクシーより料金を抑えられる場合もあり、大きなスーツケースを持っての移動がぐっと楽になります。

>>>ニアミー(NearMe)の料金をチェックする<<<


よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

はじめまして、あつしです。「なんとなくで選んで後悔してほしくない!」という想いで、元販売員の知識と経験をこのブログに詰め込みました。

コメント

コメントする

目次